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□fender stratcaster のチューニング□


  さて、このページでは、
『フェンダー・ストラトキャスターのチューニング(弦張替え)』について、解説しています.

『ストらとキャスター』には、アームが付いていますので、
この操作によって、弦のチューニングが狂わない様に、セット・アップするのが、目的です.

今回のレシピ、jeff が所有する
62年型・サンバースト・ストラトキャスタ〜です.


☆まず、用意するものです.



1:弦2:ニッパー3:スミ・チューブ4:はさみ
当たり前ですが、弦が無ければ話になりません. jeff は、ボトム・へ−ビーがだめなので、6弦のゲージを見て下さい. 42です. 若かりし頃は、1弦=12 なんて時代もありましたが、あるプレイヤーを聞いて(秘密です)、 ヘビー・ボトムは、やめました. 弦を切るのに使います. 1弦位だったら、手でも折れますが、やはり必要ですね. 今回のチューニングの上で、かなり重要な意味を持つ品物です.渋谷『東急ハンズ』に売っています. 感熱で、ちぢみます. スミ・チューブをきるのに使います.通常、弦を張り替えるのに、鋏は使いませんね.大きな鋏は、『クロック・タワ〜!』



☆用意するものは、ギターを含めて、以上です.




工程1:
まず、1弦だけを緩めます. おそらく、この時点で、あれっ!と思った人がいると思います. あれっ?全部の弦を緩めちゃいけないの〜〜? はい。厳密に言うと、ノ〜です. ギターは、ある程度、年月のたったものは、弦を張ることによって、バランスを保っています.
池の中が、きれいなのと同じです.
ごみなどを拾おうと思って、底の方をさらって見ると、逆にバランスが壊れて、しばらく汚くなりますね.
ギターの弦の張りも、それと同じ事で、ネックはフレット側に引っ張られていて、バランスを取っています.
ですから、全部の弦をいっぺんに切り離してしまうと、先ほどの池の例と同じ様に、ネックがグリップ側(フレット側と逆)に、
跳ね返ってしまって、せっかくのバランスが、壊れてしまいます.
極力、すべての弦が張ってある状況に近い状況で、弦交換はしたいものです.
よって、一本ずつ、それも、テンションの低い、1弦側から張り直して行くのが良いです.


工程2:







ある程度、テンションがゆるくなったら、弦は切ってしまって良いです.

工程3:





次は、スミ・チューブを 3cm 位の長さに切ります.
スミ・チューブは、なるべく短くしたいですね.
3cm あれば、大丈夫だと思います.
余計な質量は、なるべくかからない様にするのが良いです.
(理由は、後でわかります.)

工程4:






カットしたスミ・チューブを弦に通します.
普通に通します.(笑、、。
工程5:





弦に通したスミ・チューブを、弦のポール・エンドまで、持ってきます.
実際には、黄矢印の方向へ 2cm 程、戻してやるのが良いポジションです.
なぜだかは、後ほどわかります.

工程6:





ポール・エンドに差し込んだスミ・チューブを、火であぶって収縮させます.
左手に弦を持ち、右手片手でカメラを操作しているので、ピンが来ていません.
弦より、ガス台の写真になってしまいました.(笑、、、汗、、、。

工程7:






スミ・チューブを圧着させた弦を、トレモロ・ユニットの背面から差し込みます.
この時、スミ・チューブも、しっかりとトレモロ・ユニットの中に収まる様に注意して下さい.

工程8:





で、ここが最大のポイントです!

トレモロ・ユニットの前面から出てきた弦のポール・エンド付近にあるスミ・チューブが、
かならず、トレモロのブリッジの所のホール(穴)にかかるようにして下さいっ!

で、ここが最大のポイントです!(しつこいっ!

シンクロナイズド・トレモロ・ユニットの欠点の一つがここですっ! (他にもダブル・ストップスで演奏すると、永遠にジャストの音程が得られない、、など、、.)

右に、トレモロ・ユニットの断面図を書きました.

ここで、問題なのが、
の部分ですっ!
ストラトキャスターの弦切れって、ここで起こりませんか?
この部分で、弦の張力が、止まってしまっているのが、チューニングが狂う原因ですっ!

ペグで、チューニングする.
アームを操作する.
この部分より下のポール・エンドに溜まった張力が、アーム・ダウンによって一気に有効弦長の方向へ開放されます.
当然、有効弦長の方の張力が弱まり、チューニングが狂うと言う事になりますっ!

で、この部分に、スミ・チューブがあたる様にします.
先ほど、
工程5:で説明した、スミ・チューブの位置に注意して下さい.
スミ・チューブが、一番ポール・エンド側にあると、この位置まで、届かないと思います.
ですから、このホールの先端部分にきちっと届くように、スミ・チューブの位置を調整して下さい.

この
赤↓の位置に、スミ・チューブがくる事により
弦がホール上を、自由に行き来し、弦の張力が溜まる事がありませんっ!

さらに、ご利益として、弦が切れませんっ!



工程9:






1弦を、チューニング・ヘッドまで持っていくと、今回は、10cm+αありました.
これは、カットしないで、そのまま巻き込んで行きましょうっ!
工程10:




どうですかっ! うまく巻けましたね. チューニング・ヘッドでは、必ず5回巻き以上は弦を巻かないといけません. 今までの、苦労が水の泡となります.

5回以上巻くことを、jeff は、


ごまき!

と呼んでいますっ!





☆これと同様の作業を1〜3弦で行い、4〜6弦は、スミ・チューブなしで、弦を張りましょうっ!
はい、ご苦労様でしたっ!
これで、『ストラトキャスターのチューニング=弦張り』は、終了です.
また、お会いしましょうね、、. ではっ!

jeff Carlton


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